2024.3.1 News

アンカド、シェフパティシエの山根悠樹です。

今月21日に無事に5周年を迎える事ができました

いつも支えてくださり本当にありがとうございます。

5年間を振り返り1番印象に残っているケーキは?

と聞かれたら。

1番最近のクリスマスケーキ 

【セレニティ】も死に物狂いで考えました

悩みに悩んで最終的に味が決まったのが12月20日。

23日からお渡しが始まるのに。

イヴェールも灯し日もとにかく懸命に考えました。

でも、

1番となるとウルーです。

アンカドが始まり新作としてエクラ、フィーユと発売しました。

こちら2種のケーキは

コンクール時に考えていたので味は決まっていて

お店用に少しチューニングするだけでその先納得のいくオリジナルのケーキはストックがなく

ウルーはアンカド始まって【最初に】開発した生菓子でした。

1番はじめの新作ケーキは

大好きな食材のピスタチオでいこう!と。

ピスタチオのケーキは重たい食べ口になりやすいので、ベリーなどと合わせる事が多いのですが

僕はピスタチオ【だけ】を使ったケーキを作りたかったのです。

全てのパーツにピスタチオ、今では見かけた事がありますが

当時は全てにピスタチオを使ったケーキは無かったと思うのです。

この構想は以前の職場の時からありましたが、

原価的にも味の発想としても

当時の上司の理解を得られず断念してきました。

だからこその挑戦

お店始まって【最初のケーキ】

これが良くなかったらお店として終わりだなと緊張感を抱えながら

それこそ死に物狂いで考えたケーキ。

重たさを無くすために塩味、食感を作用させて

ケーキにうねりを出す様なイメージ

ピスタチオの味を存分に出したいため

用途によってフレッシュのものローストしたもの3種類の、

ピスタチオペーストを使い分けてようやく辿り着いた味。

ただ、

ピスタチオを原価を考えずに開発したので

お値段も高くなりました。

発売当時はまだまだお客様も少ないのにお店で1番高いケーキ

ピスタチオ【だけ】のケーキ、受け入れていただけるのか…

なんて不安も、関係ないくらい喜んで頂けました。

全ての方にと言うわけではない

口コミに「ケーキとしての味わいが無い」や

「コーフレークが入ってんのかよ」

みたいな酷評を頂いたこともありますが、僕の肌感では

アンカドで出しているスイーツで1番評価して頂だけていて

アンカドというお店を6年目まで引っ張っていってくれた

そんなケーキ、ウルー。

夏場は重たい印象からかあまり数の出なくなるケーキ

なのですが、

最近すごく買っていただける方が多くありがたいなと

感慨深く思い文章にしましたらこんなに長くなってしまい

ました。

5年の月日、様々な事に感謝しております

ありがとうございます。

6年目も

頼もしく成長していくれているスタッフとともに

心を込めてスイーツを提供して参ります。

パティスリーアンカド 山根悠